🥇 古着屋を始めるには何が必要?初心者が知るべきリアルな5ステップ
古着屋を開業したい!でもどうすれば、、?
「古着が好きだから店をやってみたい——そう思ったあなたへ。」
最近はSNSで古着の発信をする人が増え、「自分のセレクトでお店を持ちたい」という夢を持つ人も多くなりました。でも、古着屋は“好きだけ”では続けられないビジネス。
そこでこの記事では、古着屋開業に必要な準備・費用・初心者がつまずきやすいポイントを、経験者目線でわかりやすくまとめます。
「何から始めればいいかわからない…」という人でも、この記事の5ステップを順番に進めれば、開業までの道のりがスッキリ見えるはず。
🔥 古着屋開業に必要な5ステップ
① コンセプト決め(どんな服を、誰に、どう売るか)
古着屋の成功は、最初の「コンセプト」でほぼ決まります。
・90sストリート古着
・アメカジ中心のメンズ古着
・レディース向けY2K
・ハイブランド古着
・アウトドア×スポーツMIX
など、方向性によって仕入れ先も集客方法も大きく変わります。
特に重要なのは、
- 誰に売るか(ターゲット)
- どう売るか(店舗/ネット/SNS)
- そのジャンルであなたが選ばれる理由(差別化)
コンセプトは「1行で言える」くらいシンプルだと強いです。
② 資金計画と初期費用
古着屋は他のアパレル業態と比べると低コストで始められますが、それでも数十万円は必要になります。
主な費用項目は以下の通り👇
- 初期在庫の仕入れ
- 店舗の家賃(ネット販売のみなら0円)
- 内装費・什器(ラック・ハンガー・棚など)
- レジ・包装資材
- 広告費(SNSで自己完結すればほぼ無料)
店舗を持つか、オンラインのみかで予算は大きく変わります。
③ 仕入れルートの確保(国内・海外)
古着屋の生命線は仕入れ。
特に初心者はここで一番つまずきます。
主な仕入れルートはこの3つ👇
● 国内業者からの仕入れ
メリット:安定した量が確保できる
デメリット:競合と被りやすい
● 海外輸入(アメリカ/タイ/インドネシア)
メリット:Vintage・高回転アイテムが安価で手に入る
デメリット:渡航費・送料が重い、初心者は難易度高め
● リサイクルショップ/フリマアプリでのピック
メリット:低リスクで始められる
デメリット:労力がかかる、クオリティが安定しにくい
最初のうちは
“国内仕入れ + ピック” の組み合わせが最も現実的です。
④ 店舗運営(内装・ディスプレイ)
ショップの雰囲気づくりは売上に直結します。
高額な内装は不要ですが、最低限の世界観は必要です。
ポイントは3つ👇
- ジャンルに合った什器を選ぶ
- トップス・パンツ・小物でゾーニングする
- 回遊性を意識した導線を作る
服がよくても“見せ方”が悪いと売れません。
特に古着は一点物なので、ディスプレイの工夫が重要です。
⑤ 集客(SNS・販売チャネル)
古着屋は「知ってもらう」ことが最優先。
今の時代、集客は SNS+販売チャネルの掛け合わせ が鉄板です。
● SNS(Instagram/TikTok/X)
- 毎日1投稿・3ストーリー
- 入荷商品・コーデ提案・店主の人柄
→ SNSで“親近感”を作ることが最強の武器。
● 販売チャネル
- 実店舗
- ネットショップ(BASE・STORES)
- フリマアプリ連携
- ポップアップ
複数の導線を持つことで売れ残りリスクが下がります。
💰 古着屋開業にかかるリアルな費用感(例:20〜100万円)
店舗の有無で金額は大きく変わるので、2パターンで比較します。
【A】ネットショップのみでスタート:20〜40万円
- 仕入れ:5〜20万円
- 撮影機材・照明:1〜3万円
- 梱包資材:1万円
- BASE/STORES:0円〜
- 広告費:0〜数千円
→ 最小リスクでスタートできる。初心者に最もおすすめ。
【B】小さな実店舗を持つ場合:50〜100万円
- 初期仕入れ:10〜30万円
- 内装費:10〜30万円
- 家賃:5〜10万円
- 什器:3〜10万円
- レジ・PC:3〜5万円
→ 月の固定費(家賃)が増えるため、事前の集客戦略がかなり重要。
⚠️ 初心者がやりがちな失敗3選
① 在庫を買いすぎる
開業前にワクワクしすぎて仕入れ過多→現金が尽きるパターン。
最初は「少量・高回転」が基本。
② コンセプトがブレる
アメカジもY2Kもブランド古着も……と詰め込みすぎて統一感が消える。
→ 顧客もファンもつきにくい。
③ SNSをやらない(または三日坊主)
いまの古着屋は
“SNSで存在を発見 → 来店 or 通販” の流れが90%を占める。
続けることが集客力の源。
✅ まとめ:5ステップで「開業までの道」が明確に見える
古着屋は「好き」だけではなく、
戦略・仕入れ・発信・導線 がそろって初めて売れるビジネスです。
この記事で紹介した5ステップ👇
- コンセプト決め
- 資金計画
- 仕入れルート確保
- 店舗運営
- 集客
これをひとつずつ進めれば、開業のハードルは一気に下がります。
次の記事では、
👉 実際にどうやって仕入れるのか?初心者向け仕入れルートと具体例
を解説します!

コメント